top of page

Message

"Be crazy and mad!"

 

2010年からの約6年間、

私が滞在していたイギリスの大学や専門学校では、

常に先生たちが口を揃えてこう言っていた事を思い出します。

「物を生み出す人は、

  常に革新的でクレイジーでマッド(狂気)であれ」

伝統と革新のイギリス。

ロイヤルファミリーなどの保守的で高貴な文化と、

パンクやビートルズなど労働者階級や反社会的な文化が、

常に共存をしています。

 

特にロンドンは、

世界中から集まった人々の母国文化がミックスして、

日々新しい衣食住のムーブメントが次々と生まれています。

それらを人々が受け入れようとする姿が印象的でした。

それは私が学んだテキスタイルやファッションにとっても同じ事。

イギリスのテキスタイルは実に実験的です。

テキスタイルの1つに位置付けられるニットは、

おばあちゃんだけが楽しむ趣味ではなく、

若くてオシャレに敏感なティーンや男性も、よく編んでいます。

また素材も毛糸だけに限定されません。

大学では編める素材は全て、、

プラスチックや紙、金属、木片、付け毛と一緒に編んだり、

溶かしたり、編んだニットの上に写真を転写したりと、

素材開発の要素が非常に強い内容でした。

 

そんな日々進化するイギリスのニット技術と

挑戦的なスピリットを学んだ私は、

もっとニット&テキスタイルの面白さと奥深さを、

社会に拡散したいと考えています。

伝統的なニットの柄や手法だけに留まる事なく、

「どうやって作ったんだ?何だこれは!?」

とモノづくりをする人のヒントに、

そして人々に着る楽しみ・見る楽しみを与えられるよう、

ー新しいニットの可能性を追究・情報発信を

してまいりますー

bottom of page